飛行機の女性訓練生が、ライセンス取得後念願のDA40による福井空港への長距離航法訓練を見事達成!
この訓練は、福島空港を出発し、新潟を経由して日本海沿岸の富山、石川、福井といった4県をまたぐ往復総距離450NM(810KM)の長距離航法訓練です。これまでの訓練成果の集大成を目的として行いました。
航法計画や気象分析など、事前準備を万全に整えたうえで出発し、NAV LOG通りに定時・定点での航法を遂行することができました。訓練生自身も、これまでの成果をしっかりと実感でき、十分に満足できる達成感溢れる訓練となったようです。
航路の途中で出会った素晴らしい情景を撮影しましたので、以下ご紹介させていただきます。
・写真中央は富山空港です。
日本で唯一、河川敷に設置された空港として知られ、旅客ターミナルとエプロンは堤防を跨ぐことから、ボーディングブリッジも約89m となり、日本一の長さを誇ります。
・砺波(となみ)平野の散居村です。
散居村とは耕地など広大な土地の間に民家(孤立荘宅)が散らばって点在する集落形態です。一般的には散村(さんそん)と呼ばれています。
この富山県の砺波平野は国内最大でおよそ220平方キロメートルに7,000戸程度が散在しているそうです。
・福井空港に到着しました。
向かい風もあり所要時間約2時間30分でした。
グライダースポーツが盛んに行われており、日本国内の97空港では唯一グライダーが発着できる空港となっています。
・断崖絶壁の東尋坊の上空を通過しました。
福井空港離陸後、東尋坊上空を通過してから復路、福島空港に向かい約2時間で到着しました。