教官プロフィール
飛行課
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アルファーアビエィション飛行課より
「教官としての信条」
操縦は人格なのです。考え方、心構えがそのまま操縦に現れてきます。自らを律して、学ぼうとする気持ちを持ち続ければ、自ずと結果が付いてくるものなのです。 そしていつも「なぜ」を考える。そうすれば奥が深まり、判断力がつき、処置すべき事項の選択肢が多くなり、実際の飛行に役立つはずです。
人間は空を飛ぶようにはできていない、けれど、ヘリコプターでは空を飛ぶことができる。初めからできるものではないが、一生懸命、練習した者のみが空を飛ぶことを許される。安全に飛行できるパイロットへの道、飛行するために必要な知識と技量について、しっかりとした基本を身につけさせる。
そして、将来、機長として飛行するようになった時に、本人の操縦の原点として振り返ることができ、どの段階においても、何等かのヒントを与えることができるような教育をすること。
「教官の苦労」
人は千差万別、一人一人の考えがあります。無理に自分の考えを押しつけると歪みが生まれてしまい、通じるものも通じなくなってしまいます。互いに理解し合わなければ、良いものができません。
学生が壁にぶつかった時、それをどうやって一緒に乗り越えて行くかが大変です。壁が大きいほど苦労も大きいが、乗り越えた時の喜びは大きく、越えられなかった時の悲しみは大きい、それでも励まし、一緒に考え、次は乗り越えます。
学生の技量が思うように伸びないときの試行錯誤。しかし、これは教官としてのやり甲斐でもある。
「過去の飛行での思い出」
初めてヘリコプターのオリンピック競技に参加し、新鮮な感覚を覚えました。自分の操縦に関して、どのレベルにあるか、いままであまり評価していなかったのでとても良い勉強になっています。
夢見ていたあの時、希望に胸をふくらませていたあの時、初めて空中に浮いた時の感動を今でも忘れずに飛行を続けています。
視程不良の中、学生と初めて飛んだ東京ヘリポートへのフライト。 これまで、高層ビルの上空を低い高度で飛行した経験がなかったこともあり、非常に緊張した。
「学生への思い入れ」
自分の技量、知識をすべて学生に伝えたい。苦労は後の喜びに変わります。
朝礼で学生の元気な姿を見て、終礼で元気に帰る姿を見ると、また明日も元気な姿を見たいと思う、私です。
フライトはいつになっても、新鮮である。これが私のフライトに関しての気持ちである。しかし、いつまでもそうであるためには、常に飛ぶための努力を怠ってはならない。
フライトの楽しさと、楽しさを得るための努力の必要性を学生に伝えたい。
「教官の喜び」
ゼロから教えた学生が単独飛行に出たとき、技量がなかなか上がらず、受験前に何とか技量が落ち着いて実地試験に合格したときです。
いくつものハードルを一緒に乗り越え、さあ、実地試験、学生の合格する姿を見ると思わず歓喜の涙、学生が就職して活躍ぶりを聞いた時、一緒にがんばってよかったと思う時、また、喜びはひとしおです。
学生が実地試験に合格したとき。
何もできなかった学生が、訓練を重ねる毎に技量が伸びて行くのを感じたとき。
機長になった教え子と飛行場等で再会したとき。