航空豆知識#164 「飛行場の進入灯」| アルファーアビエィション

航空豆知識#164 「飛行場の進入灯」

アルファーアビエィションの飛行機とヘリコプターの飛行教官、整備士がお届けする大好評の航空豆知識。 今回は飛行場の施設についてためになる情報をお届けします。

「進入灯」

写真は福島空港の滑走路ですが、滑走路の手前にオレンジ色の鉄橋のような構造物があります。
これは進入灯(Approach Lighting System)、アプローチライトと言い、飛行場に着陸する航空機に最終進入の経路を示すためのライトです。

標準式、簡易式、その他の種類の進入灯がありますが、夜間や天候の悪い時に点灯させると、上空のパイロットからはそのライトが抜群に良く見えて、滑走路までより安全に降下してくることができます。

映画等での飛行機の着陸シーンで、コクピットから見えるこの進入灯を見たことがありませんか。
手前から滑走路に向かって、ライトの光がかなり早く走っているように見え、接地ポイントを容易に知ることができます。

福島空港にはこの進入灯が滑走路の両端にあり、南側には長さが900mの標準式、北側には420mの簡易式進入灯が設置されています。
安全運航のために多くの航空施設がありますが、進入灯も飛行場には欠かせません。

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