航空豆知識「季節による気候の変化とフライトへの影響、フライトの方法」その4| アルファーアビエィション

航空豆知識「季節による気候の変化とフライトへの影響、フライトの方法」その4

当校の飛行機とヘリコプターの飛行教官、整備士がお届けする大好評の航空豆知識。今回は、「季節による気候の変化とフライトへの影響、フライトの方法」についてヘリコプターの教官がためになる情報をシリーズでお届けします。

季節による気候の変化とフライトへの影響、フライトの方法(その4) 冬の操縦訓練では、操縦士から地形が良く見えます
寒くなってきて、先日は関東でも雪が降りました。こう寒くなるとあの暑かった夏を思い出し、「夏は良かった」と思っている人もいるかもしれません。

夏は、太平洋高気圧に覆われて暑いけど台風・夕立を除けば天気は安定していました。そのせいで、大気中には煙やほこり等の粒子が多数存在して動かず、天気が良い割には、それ程遠くまでは見渡せない日が多い状況でした。特に関東平野を午後太陽の方向に向かって飛行すると、大気中の煙等の粒子が太陽の光を乱反射して、飛行視程(操縦士から見える距離のことです。地上の気象観測員等が測定する見える距離を地上視程といいます。)が悪いことがありました。

冬の日本海側は雪の日が多くなりますが、山を越えた太平洋側はフェーン現象により天候の良い日が多くなります。風のある日が多くなるので、夏に比べて飛行視程は良く、遠くまですっきりと見える日が多くなります。操縦訓練で航法を実施するには、自分の飛行するコースがわかりやすく、やりやすい時期となります。すっきりとしてよく見える環境下でフライトを楽しんでみませんか?

機内からの景色 撮影:アルファーアビエィション次回は「風の強いときの操縦訓練において、操縦士が注意する事項」について説明します。お楽しみに。 飛行機免許、ヘリコプター免許にご興味のある方はアルファーアビエィションまでお気軽にお問い合わせください。

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