ロビンソンR44を購入したお客様のケース| アルファーアビエィション

ロビンソンR44を購入したお客様のケース

アルファーアビエィションはロビンソンヘリコプター社、ダイヤモンドエアクラフト社の正規ディーラーです。
今回はロビンソンR44を購入されたお客様に、夢を実現するまでの道のりをインタビューさせていただきました。
免許取得から機体購入までお考えの方にはとても参考になると思います。ぜひご覧ください。

①ヘリを購入するきっかけ
もともと乗り物が好きで日本車から外車まで色々と乗ってきました。
海も好きで知人の所有する小型クルーザーでよく一緒に出かけますが、船は天候や季節を考えると思ったほど遊べず、係留料や整備代がかなり高くて大変なことを聞いていました。
陸、海を楽しんだら次は自分の手で空を飛びたくなり、趣味と実益を兼ねてヘリを会社の所有にして、節税や地方の営業所までの移動に使えるか調べ始めました。

②調査開始
まずインターネットで調べましたが、どんなヘリコプターがあり、機体価格やメンテナンスなど維持費がどれくらいか、自分が買うのに良い機体があるか、など次々と疑問がでてきました。
そこでインターネットでよく目にする、外車仲間やクルーザー販売の会社などでも話題になっていたロビンソンヘリコプター社の正規代理店アルファーアビエィションに問い合わせました。

③問い合わせ
電話で問い合わせたら担当者が免許取得から機体購入までとても丁寧に説明してくれました。 電話だけでもよく分かりましたが実際にアルファーアビエィションのヘリポートに行ってみることにしました。
ヘリポートでは数多くのヘリコプターが格納庫に整然と並んでいて、次々とヘリが操縦訓練で離陸していく様子は圧巻でした。
飛行教官から免許取得の流れや訓練方法について詳しく説明を聞きました。 ヘリ免許を取り自家用ヘリコプターを買って空を飛んで楽しみたい、できれば会社で買って社員の移動手段としても活用したいと伝えたら、免許取得から機体購入までの具体的な提案をしてくれました。
他社の状況と比較もしてみました。アルファーアビエィションは実際にヘリコプターのディーラーであり、機体の販売実績やメンテナンスの実績、そして免許取得の実績などを考えると、他はまったく比較対象になりませんでした。

④具体的な購入プラン
提案された方法は、まずロビンソンR22、R44、R66の3機種からどの機体を購入するかを検討し、それを新機でオーダーしたら、機体がアメリカから到着して飛べるようになるまでは自家用ヘリ免許の訓練を進めます。
訓練中にヘリコプターが到着したら、そこからは自分の機体で訓練し、最終的には自分のヘリで免許を取るというプランです。
海外免許も検討しましたが、海外で取っても日本で飛行するときには法規や気象条件、実際の飛行方法などの違いによりすぐにはまともに飛べないことが分かり、しかも長期海外に行くのは無理なので、国内で取得することにしました。

⑤機体の選定
ロビンソンR22は2人乗りでスポーツカーのような感じがしました。R44は4人乗りで車で言えばセダンタイプです。
R66は単発タービン機でパワーがあり、5人乗りで4WD車という感じで魅力を感じましたが、まずはR44を購入して免許を取り、飛行に慣れて経験を積んだら次の目標としてR66を購入することにしました。

⑥機体の購入
購入したときは円安気味でしたが一時期に比べればまだまだ円高で、アメリカ製のヘリコプターを買うには良いタイミングでした。
新機の購入を決めたので高額な機体を買うわけですが、メーカー保証があるので安心でした。
ヘリの仕様を綿密に相談して決め、機体の登録記号は好きな番号で登録して、ボディーカラーも好みのブルーメタリックに決めました。
支払い方法は、円安方向だったのでオーダーと同時に機体の費用全額を支払い、為替レートを FIXしてもらうことにしました。オーダー時と3ヶ月後の2分割で支払うこともできましたが、円安が進むと1円違うだけで数十万円も変わってしまうのでオーダー時に一括で支払いました。
中古機ならヘリコプターの低金利ローンがあると案内されて、そんなローンがあるのかと驚きました。これをできるのはアルファーアビエィションだけだそうで、やはりしっかりとした実績がないとできないのだなと思いました。

⑦訓練開始
機体をオーダーしましたが届くまで約半年かかるので、それまでできるだけ飛行訓練を進めることにしました。 訓練機体はアルファーアビエィションのロビンソンR44で教わることにしました。自分の買った機体と同じでR22よりも安定しているためR44で訓練しました。
座学は会社の休みや空いた時間に東京本社の教室で受け、飛行訓練は下妻ヘリポートに通いました。

⑧無線免許・学科試験
無線の免許は、航空特殊無線技士の資格を日本無線協会が行う養成課程で取得しました。3日間の講習でスムースに取得できました。
学科試験は、法規、気象、工学、航法、通信の5科目の試験があります。 勉強時間がなかなか取れない自分にとって、試験対策講習や過去問の解説など、的確な指導をいただき非常に助かりました。
学科試験は科目合格制度があり、1回の試験で5科目合格できなくても次回で残った科目に受かればよいので、科目を絞って勉強してすべて合格しました。

⑨マイヘリコプター到着
そうこうするうちにあっという間に半年が経ち、ついに自分のヘリコプターが到着しました。
さすがにアルファーアビエィションはロビンソン社のサービスセンターだけあります。 耐空検査や時間点検はもちろんのこと、型式証明の取得や修理改造検査の改修などの豊富な整備実績により、あっという間に機体を組み立ててテストフライトまで終了しました。
いよいよマイヘリコプターで飛行訓練を開始しましたが、自分の機体なので訓練費用は教官代と燃料代を払うだけで訓練できました。
免許を取って自分の機体で飛ぶつもりなら先に買った方が安上がりだし、自分のヘリに早く慣れることができるので好都合でした。

⑩実地試験の申請
仕事をやりくりして時間を作り、訓練を重ねて実地試験の申請をしました。 試験日を申請翌月の上旬で希望したら上手く試験官会議でその希望が叶いました。
試験当日に向けて仕事は極力削り、訓練の時間を増やすうちに、何とか実地試験科目がまとまってきて合格できる自信がつきました。

⑪いよいよ実地試験受験
ここまで一生懸命に頑張ったからか、試験当日は好天に恵まれて風も弱く絶好の試験日よりでした。 若い生徒さん達も試験のサポートに来てくれたので感謝しています。
緊張はしましたが、試験が始まると良い意味で開き直り、ことのほか順調に進みました。
ロビンソンR44で受験してよかったと試験中に感じたのはオートローテーションのときでした。 R22に比べて安定性の高いR44なので、苦手なオートローテーションも上手く決めることができ、思わず笑みがこぼれました。
実地試験が終了し試験官から合格の言葉をいただいた際に、安定していて自家用パイロットとしては問題ありませんが、自家用ヘリで飛ぶのならもっともっと訓練を積んで安全に飛べるよう努力してください、と言われました。 自分もまさしくそう思っていて、ある程度は自信がついたがまだまだだと気を引き締めました。
海外で取ってきた人はどうしているのかと正直思いました。日本で訓練して免許を取得してよかったと思いました。

⑫自家用ヘリコプターで飛行三昧
現在は自家用ヘリオーナーとして春夏秋冬、四季折々の飛行を、家族、友人、会社関係など、様々な方と一緒に大いに楽しんでいます。
もちろん会社の重要な移動手段として、地方の営業所に行くときや商談のために遠方の空港まで飛びまわっています。
車だと何時間もかかるところが、ヘリなら渋滞はなく、あっという間に移動することができるので、節税だけでなく時間の節約にもなり、忙しい私に取っては本当に有意義にヘリコプターを活用していると思います。

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