２００９年６月２２日に、ダイヤモンド式ＤＡ４２型の型式証明が発行され、オーストリアでの機体の準備が開始されました。

その後、工場での出荷前のテストや書類準備が進められ、２００９年７月２４日にすべての準備が整い、２５日にオーストリアを出発します。

今回の機体は、型式証明を取得しているため、プラカードは、工場出荷時から日本語で書かれています。これは、型式証明を取得した機体だからこそです。並行輸入の機体では、このような日本語のプラカードは工場ではついてきません。

ＤＡ４２は、非常に経済的な機体です。Thielert Centurion 2.0ターボディーゼルエンジン２基が備えられ、燃料はJet A1 Fuelが使用されます。日本で初めてのディーゼルエンジンを搭載した小型航空機となる機体に多くの人が注目しています。

今回の機体は、オーストリアを出発し、ギリシャ、エジプトを通り、インド、マカオ、台湾といった国々を通り、日本に到着する予定です。

約１０日間の日本への旅が今まさに始まろうとしています。
日本への到着をどうぞお楽しみに。

また、９月２０日の福島空港で行われる「空の日フェスティバル」では、ＤＡ４０およびＤＡ４２をディスプレイします。この新しい双発機ＤＡ４２にご興味のある方は、ぜひお越し下さい。

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