ベテラン整備士の一言「整備士にも魅力的なダイヤモンドDA40」
アルファーアビエィションは整備陣も抜群の整備力を持っています。
ロビンソンヘリコプター社のディーラーとサービスセンター、アスペン社のディーラー、ロールスロイス社のRR300エンジンのサービスセンター、ダイヤモンドエアクラフト社のディーラー、ティーラート社のサービスセンターなど、多数の航空メーカーから認められているのも信頼される整備力を当社は備えているからです。
本日は整備陣の一人、40年以上の整備歴を持つ当社ベテラン整備士がダイヤモンドDA40について語ります。
「ダイヤモンドエアクラフトDA40の機体は、これまでの金属製の航空機とは違いFRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)でできています。
DA40はグライダーのように、リベットがない綺麗な機体です。
金属製の航空機は板金作業や塗装作業が必要ですが、この作業を頻繁に行わなければならず、その手間と時間は相当なものになります。
しかしダイヤモンドエアクラフトの機体はFRPなのでその必要がありません。
DA40には大型機並みの装備がついています。
グラスコックピットのGarmin G1000統合計器等の機体の装備品は、これまでのアナログの計器とは違い物凄く近代的です。
エンジンはライカミングIO-360で、このエンジンは以前から整備していますが、機体はこれまでにない構造のため、例えばカウル一つ外すのにもテクニックが必要です。
もちろんそれらの作業に慣れた今は何てことはありません。
EGT、CHTなどのセンサーが、これまでの機体は一つのシリンダーのみの値を測定していましたが、DA40は四つすべてのシリンダーやエキゾーストパイプから値を測定していて、個々の部品の状態がリアルタイムにデジタル表示されます。
小型機でこれほどの装備を持つものは他にはありません。
パイロットにとってはもちろん、整備士にとっても整備したくなる魅力的な機体と言えるでしょう。」