これぞ熟練の技!空撮にはパイロットの腕が重要
アルファーアビエィションでは、テレビ番組や記事など様々な依頼を受け、ヘリコプターや飛行機の機体はもちろん景色などの空撮を実施しています。
先日も茨城県下妻市でヘリコプターの空撮を実施しました。
皆さんも映像や写真でこのような光景を見る機会があるのではないでしょうか?
では、このような写真はどのようにして撮影されているのでしょう?
勿論、飛行している機体を撮影するのですから、撮影する側もヘリコプターから撮影する事になります。今回の場合も、ヘリポートから2機同時に離陸し、撮影ポイントまでフライトしています。
撮影が成功するか否かは、パイロットの腕にかかっています。
まず、「撮られる側」の機体が「いつ」、「どこで」、「どれくらいの速度で」、「どれくらいの高さで」、「どの方向から」撮影ポイントに入るのか、またその際に「撮る側」の機体も同じくどこから撮影するのか入念な打ち合わせが必要になります。
動いている機体を動いている機体から撮影する訳ですから、カメラマンにとっても「安定」は絶対条件になります。機体を安定させる操縦技術は欠かせません。
また、パイロット同士の意思の疎通も重要になります。「撮る側」と「撮られる側」がどの様な動きをするのか、連絡手段も無線しかありません。更に、写真の様な機体を撮影するには、ある程度機体同士が近づかなくてはなりません。意思の疎通なく近づこうとすると、接触して大事故につながります。速度、高度、お互いの距離を把握し、尚且つカメラマンへの配慮も欠かす事なくフライトをするのは至難の技と言えるでしょう。
アルファーアビエィションの操縦教官は、洗練されたベテラン教官が揃っています。パイロット養成のみならず、写真、映像の撮影でも活躍しています。様々なフライトを熟し、尚且つ創立以来31年間無事故を貫いており、当校自慢のパイロットたちです。