航空豆知識「飛行場の標高と離陸性能」| アルファーアビエィション

航空豆知識「飛行場の標高と離陸性能」

当校の飛行機とヘリの飛行教官、整備士がお届けする大好評の航空豆知識。
今回は飛行機の性能と標高との関係について飛行機教官がためになる情報をお届けします。

「飛行場の標高と離陸性能」
飛行機を操縦するパイロットは、離陸や着陸を行う場合、自分が使用するであろう滑走路の長さが、その航空機の離着陸性能に対して充分であるかどうかについて非常に神経を使います。
飛行機の離着陸性能に影響を与える要素としては、航空機の重量、気温、風、空気密度などがありますが、飛行場の標高も大きな要素となります。

飛行機の離陸性能を考えてみると、性能は空気密度が低くなると減少するので、標高が高くなればなるほど不利になります。
日本国内で最も標高の高い空港は長野県の松本空港で657.5m、2番目がアルファーアビエィションが飛行機の操縦訓練を展開している福島空港の372mとなっています。

では、当校の単発訓練機であるダイヤモンドエアクラフト式DA40型機で飛行する場合、海抜0mの空港と福島空港での離陸性能を比較してみましょう。
条件は気温15℃、無風、搭乗者4人で離陸重量1,150kgの同じ状態で計算しますと、海抜0mの空港では離陸滑走を開始した地点から15mの高さまでの水平距離すなわち離陸距離が、410mとなり、福島空港では500mとなります。
これは、372mの標高差で約20%の増加となっていることがわかります。

離陸性能が不利になる福島空港での訓練は適切ではないのではと心配する必要はまったくありません。
福島空港の滑走路は長さ2,500m、幅が60mもあり、小型飛行機では充分すぎるくらいの広さがあるので、この標高の高さの不利な条件を全く問題なくカバーしています。
加えて福島空港には、計器飛行での設備も完備しているため天候の急変に対しても安心で、計器飛行の訓練を存分に行うことができます。

アルファーアビエィションでは、自家用操縦士、事業用操縦士、多発限定変更、計器飛行証明、教育証明など、様々な取得訓練に対応した訓練を展開しています。
飛行機やヘリコプターの操縦士免許の取得や技量アップ訓練などを検討されている方は、気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

福島空港

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