#16 「今後の消防、防災のヘリの需要」(2009/09/14)| アルファーアビエィション

#16 「今後の消防、防災のヘリの需要」(2009/09/14)

アルファーアビエィションが今回お届けする、ミニレポートは、「今後の消防、防災のヘリの需要」です。

「国の防災に対する方針」

平成7年の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、防災に関する考えが見直され、現在、特に東海地震、首都直下地震及び東南海・南海地震等の大規模災害に対する対策、計画が作成されています。
これらの大規模災害は、2県以上の都道府県に及ぶ著しい被害が想定され、消防力が不足することが考えられます。そのため防災の(1)広域連携が必要とされています。 また、災害が起きる時間帯は、昼に限ったことではなく、夜や早朝に起きる可能性もあります。そのため、(2)24時間体制が、必要と言われてきております。

「まず初めに動く、航空部隊」

これらの、災害時にまず動くのが航空部隊と言われております。目的地まで迅速に行けること、地上からでは把握できない、全体像を把握することなどに長けている航空部隊だからこそです。非常に重要な任務を担っています。

「防災の広域連携」

大規模災害では、2県以上にまたがる災害が起きる可能性があります。総務省消防庁が定める緊急時の基本計画、具体的な行動を定めるアクションプランには、各都道府県が連携して、防災、救急にあたる計画(まず、どこの都道府県が応援に向かうのか等)の行動が定められています。

「24時間体制」

東日本では、東京や仙台などが24時間体制を実施しています。また、西日本では、京都市が24時間体制の実施を計画しています。災害は、昼夜を問わず、私たちを襲ってきます。それに備えるために、24時間体制がすすめられています。これによって、消防、防災の人材が今よりも必要とされてくることになります。

消防、防災の仕事

消防の仕事には、(1)救急車では、行くのに時間がかかるところから急病やけが人の搬送を行う救急搬送、(2)建物の火事や山火事での空中からの映像撮影や消火活動、(3)山岳遭難時の場所の特定や、救助などがあります。

任務遂行時に気を付けること

助けを待っている人がいる、消防の任務。そこでは、何が大切なことなのでしょうか。現役のパイロットに聞いたところ、まず、事故を起こさないことが大事とのことです。ですので、飛行時に気を付けることは、退路の気象を確認するとのことです。救助に向かうことは、大切ですが、無理をして現場に向って、帰りに、悪条件の中飛んでしまったために、救助者とパイロットともに事故にあってしまっては、元も子もありません。

やりがいを感じるとき

救助者を助けたとき、病院に到着したときに、「ありがとう」と言われたとき、無事に任務を終えて、基地に帰ったときに、やりがいを感じることが多いと、現役のパイロットは、語っています。
人の命を助ける仕事、24時間体制化などにより現在、人手が足りないとのことです。大変なこともあるとのことですが、非常にやりがいのある仕事です。

(おわり)

本レポートは、作成時点での意見・予測であり、予告なしに変更になることがあります。また、本レポートは、情報提供のみを目的としており、サービス等の販売を目的としたものでは、ありません。

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