アルファーアビエィションの業績
アルファーアビエィションの業績をご紹介いたします。お客様に、安全にそして楽しく空を楽しんでいただきたい、その一心で、スタッフ一丸となり、私たちは努力してきました。
航空機の安全運航、将来の優秀なパイロットの育成、航空業界の発展のために、私たちが力を注いできたことを皆様にご理解いただき、アルファーアビエィションをお選びいただければ幸いです。
1.型式証明の取得
ロビンソン式R22/R44 ・ ダイヤモンド式DA40/DA42
「ロビンソン社製ヘリコプター」
ロビンソン社製ヘリコプターの型式証明(Type Certificate:TC)を取得することにより、輸入新機耐空検査が書類検査のみとなりました。これにより、輸入コストが軽減し、お客様により手軽にご購入いただけるようになりました。
当時、小型航空機での型式証明の取得は、他社では見られない革新的な取り組みでした。
型式証明の取得には、莫大な月日と費用がかかります。さらに航空局の検査官及び現地製造メーカーとの折衝、現地製造メーカーの検査の付き添い・サポートなど、労力と技術力が必要です。これは、私たちだからできることです。アルファーアビエィションは、それだけの技術力を持って輸入、機体販売、整備、飛行訓練をおこなっておりますので最高のものをご提供することが可能なのです。
「ダイヤモンド式DA40、42」
次に、ダイヤモンド式DA40、42についてですが、これらの飛行機を輸入すること自体、国内では初めての試みでした。空気抵抗の少ない美しいフォルム、グラスコックピット、ディーゼルエンジン、G1000の採用など最新の技術を駆使した機体、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics:FRP)の優れた衝撃吸収性(クラッシュワージネス)を持つこのような機体を輸入すること自体、非常に先見の明があったと言えるでしょう。さらに、型式証明を取得することにより、輸入コスト軽減とともにその機体の安全性を証明し、信頼性を上げる効果がありました。
また、私たちは、ダイヤモンド・エアクラフト社の日本の総代理店として販売権を持っております。
・ セスナC172との相違点
1.上昇時の相違点
エンジンの馬力が大きいため、大きな上昇率が得られます。
2.巡航時の相違点
低翼機であるため、舵の効きは良好です。空中操作等での運動性能においても、操縦桿がステイツク式であるので各科目に対しての操縦性は非常に良いです。C172は高翼のため、空中操作科目等を実施する際、上方の視認性に欠ける点があります。またC172に比べ、エンジンの馬力が大きい為、巡航時の速度も大きくなります。
3.航法での相違点
G1000を搭載しており、IFR運航において航空路の維持や航法諸元の算出も容易です。
またオートパイロットも使用でき、安定した飛行が可能となり、確実に目的地に向かうことが出来ます。
2.世界選手権に参加し、金メダルを獲得
世界選手権に参加し、金メダルを獲得したことによって、教官の技量アップとアルファーアビエィションの実力を世界にアピールすることができ、国際的に当社の認知度が上がりました。
また、金メダリスト教官に指導が受けられるという事実は、アルファーアビエィションの訓練の質の高さを証明することになりました。また、国内においてもヘリコプターの世界選手権があることを知らない人達にこのような大会があることを広く知らしめることができました。
世界ヘリ選手権に参加した経験を持つのはアルファーアビエィションだけです。世界ヘリコプター選手権に出場するために、業務時間外に訓練をし、大会に参加するための経費もすべて当社で負担して大会に参加しました。私たちのこのような努力により、大会に参加し、結果を出せたことは、自社のためだけでは無く、日本の航空業界発展のために多大な功績を残すことになりました。
他社よりも質の高い教育ができ、安全に確実に短時間で免許が取得できるようになったのも、私たちのこうした努力の賜物なのです。
関東で飛行機の訓練ができる飛行場は限られており、どれも設備が整わず、訓練効率が良い環境とは言いがたいところです。そんな中、関東に最も近い空港で設備が整っているのは福島空港です。福島空港は、定期便、国際線も就航しているため、設備も整っており、最高の環境で訓練することが可能です。また、計器飛行の訓練に最適で、アルファーアビエィションのこれまでの飛行機やヘリの訓練においても、実際に今までよりも効率良く訓練できております。
関東で飛行機の訓練をおこなっている会社は他にもありますが、河川敷飛行場であるために、福島空港と比べると設備が乏しいと言えます。
また、関東の訓練空域についてですが、関東上空にあるKK4の訓練空域は、高度が2,000ftと低く飛行機の訓練に適していません。それに比べ、東北にあるTH13という訓練空域は、上限が4,000ftであり飛行機の訓練に適しています。また、猪苗代上空の訓練空域は上限が8,000ftであるため計器飛行の訓練に適しています。
4.大学とのコラボレーション
2010年度より帝京大学のヘリコプター訓練を開始
国内での飛行訓練を行う大学の訓練を行ったことは、日本で初めての試みでした。この成果が、後に帝京大学のヘリ訓練をおこなう上でも大きな実績となったことは言うまでもありません。
アメリカ留学でおこなう他の大学に比べ、日本ですべて訓練することのメリットは、より質の高い教育が行えることです、そのため、就職にも有利であると言えます。
当時、他社では大学とこのような形で訓練を行っているところは無かったため、大学の訓練を行っているという実績は、訓練環境の良さ、質の高さの裏付けとなり、私たちの「福島空港、ダイヤモンドで訓練を行う」というコンセプトのよさを多くの人に知ってもらえるようになりました。大学と同じ、質の高い訓練を当社で受けることにより、大学に入学しなくとも、自費で免許を取得し、パイロットとして航空会社を目指すことも有利となっています。
帝京大学とのコラボレーションは、国内初となる大学のヘリコプターパイロット養成コースであることが大きな注目を集めました。大学卒業と同時にプロのヘリコプターパイロットとして就職できる可能性があることは大きなメリットです。また、ドクターヘリパイロットが不足している昨今、若い良質なパイロットを養成できることは、社会にとっても非常に有益なことです。また、帝京大学の在学生で、当社に直接、訓練を申し込んでくださった方がいらっしゃいました。ダブルスクールで訓練することにより同じように免許を取って就職することもアルファーアビエィションでは、可能です。多くの人々に、大学のコースで行うより高いレベルの訓練を受けられることなど、アルファーアビエィションで訓練を行うメリットを享受していただくことができるのです。また、これまでの合格率、就職率が認められたからこそ、大学から選ばれることができたという実績も、信頼の証となっております。
「安全な乗り物なのか、事故は起こるのか」
これらは、免許に興味のある方、そのご家族など多くの方が心配される点です。その問いに対し、私たちが、「1985年の創立以来、無事故であること」をお伝えするとお客様は、一安心してくださいます。私たちは、なぜ事故が起こるのか、どうすれば事故を防ぐことができるのかなどを、これまでの安全運航から学んできました。創業以来、無事故であるというのは、非常に大きなメリットなのです。
無事故を続けるための管理体制の確立には、社長を初めとするスタッフ全員の細かな管理があってこそ可能となったのです。朝、昼、終了報告の一つを取っても状況把握の他、各運航所のスタッフは、やることを明確にし、しっかり業務をおこなうという自覚が生まれ、安全運航に繋がっているのです。
また、「安全=質の高い訓練」とも言えます。安いから他社で取ると言うお客様が時にはいらっしゃいます。しかし、危険な場所で訓練することはいくら安いからと言っても、事故が起こればすべては終わりになってしまいます。アルファーアビエィションは、お客様に、「安全」を買っていただきたい、最良の訓練を提供したいという思いで、日々仕事に励んでいます。
レシプロ・エンジンを使用する航空機(小型の航空機)は、通常、航空ガソリン(アビエーションガソリンAviation Gasoline、略称:Avgas、アブガス)を使用しています。
1970年代頃まで自動車の燃料などに広く用いられていましたが、鉛は、有毒で大気汚染の原因となるとされ、日本では1975年以降、自動車用レギュラーガソリンは完全無鉛化されました。しかしながら、航空ガソリンには今でも有鉛ガソリンが使用されています。鉛は、レシプロ・エンジンのノッキングを防止する為に使用されており、航空機は、その特性上、高いノッキング性が要求されるため、いまだ使用されています。
私たちは、このような問題を解決するため、無鉛ガソリンを使用するという試みを始めました。ヘリコプターの運航を行っている茨城県の下妻へリポートでは、無鉛ガソリンを使用して、日々の運航を行っています。無鉛ガソリンを使用できるように、航空機メーカーにマニュアルの改訂を依頼し、無鉛ガソリンを輸入したりした結果、このように無鉛ガソリンでの運航が可能になりました。
まとめ
アルファーアビエィションのこれまでの実績はご理解いただけたでしょうか。これらの業績はどれも一朝一夕で成し遂げられるものではありません。お客様に、安全にそして楽しく空を楽しんでいただきたい、その一心で、スタッフ一丸となり、私たちは努力してきました。
航空機の安全運航、将来の優秀なパイロットの育成、航空業界の発展のために、私たちが力を注いできたことを皆様にご理解いただき、アルファーアビエィションをお選びいただければ幸いです。