ワイヤーを早く見つけて、避けて飛ぶ方法| アルファーアビエィション

ワイヤーを早く見つけて、避けて飛ぶ方法

ヘリコプターは薬剤散布や取材等で送電線や電線に接触しないよう注意が必要です。
基本的事項ですがワイヤーは見えにくいものなのです。ですからその上を飛ばない、鉄塔や電柱の上を飛行するが鉄則なのです。

では実際の場面において早期に発見して回避するためにどうしたらいいのでしょう。
高圧線や電線は比較的鉄塔、電柱があるので発見しやすいですが、地形によっては発見が難しいかもしれません。
その他索道が飛行中いきなり現れることがあります。
その為、低空で飛行するときはまずは事前に情報を収集します。低空で飛行する前に事前偵察をします。それは飛行中であれ、地上からであれ、障害物を事前にしっかり認識して飛行することができます。

飛行要領ですがまず鉄塔等の上を飛行することはもちろんですが、谷の真ん中を飛行せず、どちらかの地形に委託して飛行することにより、鉄塔の近くを飛行でき、またいきなりの出現に対する回避空域も確保できます。
索道の発見は困難ですが斜面の樹木の伐採跡、ビニールカバー(モーターの雨よけ)及びワイヤーの中央部の滑車の発見を主に回避しています。
また太陽の位置にも注意します。逆光は見えずらくなるからです。

これらのことに注意しながら最終的には飛行中は常に見張りをすることです。
ミッションに集中しすぎると、そのことが疎かになり、情報も失念してしまいます。
「ちょっと待てもう一度右左」です。

アルファーアビエィションで飛行機・ヘリコプターの操縦訓練を受ける学生は、これら本に載っていない知識も勉強できるのです。

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