航空留学日記 Tさん
オーストラリアに単発タービン限定の訓練に行ってきました。
オーストラリアは南半球のため季節は冬で寒く、到着時の気温は-5度と日本との気温差が20度以上でとても寒く感じました。
翌日からいよいよ訓練が始まり、機体の特性、構造、始動・停止手順の座学を受けた後、ナガンビ空港までナビゲーションに行きました。B206LはR22と比べラダーが重く、反応も若干遅くホバリングに苦戦しましたが、飛行してみるとエンジン出力に余裕が有り上昇やレベル飛行は意外と難なくでき、ふと景色に目を向けると日本のように建造物がほぼ無く、広大な平野が地平線まで続く景色の中を飛行しており、そんな開放感で酔いしれていました。
また、訓練後や休日は同じ目標を目指す学生の生活で、毎日のように飛行とは違う意味酔いしれておりました・・。飛行・生活・環境と全てが新しい事・楽しい事でしたが、時の過ぎるのは早く気が付くと訓練が終わり帰国の時となっておりました。
最後に教官から「楽しいフライトは安全なフライト、安全なフライトは努力から成る。日本でもがんばって!」と話されたのを忘れずに、日本での訓練も頑張ります。