航法訓練では管制圏等の空域を考慮して飛行します
ヘリコプターでも飛行機であっても、航法の操縦訓練を行う際は各種の空域を考慮して飛行計画を作成します。
その空域の一つに、航空交通管制圏(control zone)というものがあります。
これは、ある飛行場で、そこに離着陸する航空機の安全のために指定された空域で、通常は飛行場から半径9kmの円内の上空にあります。
管制圏の上限の高さは3,000〜6,000フィート(1,800m)で、飛行場により異なります。
下に、茨城空港を右に見て飛行している写真がありますが、この位置よりもう少し空港に近づいて飛行する場合は、管制圏の通過の許可を管制官に求めて、通過の許可が出てから管制圏に入ります。
空の上では空域の線は見えないので、飛行中は航空図と地上の景色とを確認して、自分が今どこを飛んでいるのかを常に把握し、許可なく管制圏に入ることのないようにします。
アルファーアビエィションの訓練生は航法の座学で、飛行計画の作成、飛行中の注意点と飛行方法、無線の手順等まで教わり、当校オリジナル教材も読んでしっかりと準備してから飛行しています。
・霞ヶ浦大橋が中央右に見え、遠くに筑波山が見えます。
・中央に茨城空港の滑走路が白く見えます。
・手前が加波山、奥が筑波山です。
飛行機免許、ヘリコプター免許にご興味をお持ちの方は、お気軽にアルファーアビエィションまでお問い合わせください。