ヘリの水平尾翼
今日は、ヘリの水平尾翼についてです。
水平尾翼(水平安定板)はヘリコプタのピッチ姿勢の安定に役立ってますが、機種によって特徴があります。
R22とR44は水平尾翼が片側(右側)にしかありません。 R44 同じように見えますが、R44の方がやや上向きに取り付けられてます。
これはAS350
350は両側に水平安定板がについていてだいぶ翼が反ってます。
前進飛行中、この翼型に風が当たると下方向に空力が発生します。つまりテール部分を下げようと働くので、機首部は上がろうとします。
これはA109
水平より下向きに取り付けられてるようです。これも下向きに空力が発生します。
レーシングカーのリアスポイラーの様にダウンフォースを得てますが、空中ではテールが押さえつけられると、機首は上がります。ですが実際、飛行中の機体姿勢は3次元で頻繁に変わるので車より複雑です。
こんなところから空に興味を持つというのも面白いかもしれませんね。
さあアルファーアビエィションで皆さんも、空を飛んでみませんか?