航空豆知識#182 「航空情報」その1| アルファーアビエィション

航空豆知識#182 「航空情報」その1

アルファーアビエィションの飛行機とヘリコプターの飛行教官、整備士がお届けする大好評でためになる航空豆知識。今回より飛行機操縦教官が航空情報についてシリーズでお届けします。

「航空情報」の概要

 航空法第99条により、「国土交通大臣は、国土交通省令で定めるところにより、航空機乗組員に対し、航空機の運航のため必要な情報を提供しなければならない。」と定められています。

 一方、航空法第73条の2には、「出発前の確認」として、「機長は、国土交通省令で定めるところにより、航空機が航行に支障がないことその他運航に必要な準備が整っていることを確認した後でなければ、航空機を出発させてはならない。」と定められ、その確認しなければならない事項の中に「航空情報」という項目がありますので、機長としての確認が必要になります。

 その「航空情報」については、航空法施行規則第209条の2に内容が以下のように定められています。
1.空港等および航空保安施設の供用の開始、休止、再開及び廃止、これらの施設の重要な変更その他これらの施設の運用に関する事項
2.空港等における航空機の運航についての障害に関する事項
3.飛行禁止区域及び飛行制限区域に関する事項
4.空港等付近の航行方法における計器飛行方式による進入の方式、計器飛行方式による離陸及び着陸の最低気象条件、進入限界高度、進入限界高度よりも高い高度の特定の地点及び目視物標並びに代替空港等の規定による気象条件に関する事項
5.航空交通管制に関する事項
6.ロケット、花火等の打上げ、航空機の集団飛行その他航空機の飛行に影響を及ぼすおそれのある事項
7.気象に関する情報その他航空機の運航に必要な事項

「航空情報」の種類としては以下のものがあります。
1.航空路誌(AIP)
2.航空路誌改訂版(AIP AMENDMENT)
3.航空路誌補足板(AIP SUPPLEMENT)
4.ノータム(NOTAM)及び飛行前情報ブリテン(PIB)
5.航空情報サーキュラー(AIC)
6.チェックリスト

次回からそれぞれの内容について、航空路誌(AIP)から説明致します。

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