梅雨の時期、ジメジメとした空気と雨が続いています。悪天候の運航所を覗いてみましょう。

梅雨による悪天候は、操縦訓練にも大きく影響します。 以前にも何度か取り上げましたが、アルファーアビエィションの下妻運航所のある茨城県下妻、そしてこれに隣接する訓練空域では何故か悪天候による影響をあまり受けません。 周りの地域では降ってる雨も下妻だけ降っていないということがよくあります。

今日の下妻は、午前中から強い風とザザ降りの雨に悩まされました。 更に予報ではこの雨が夕方まで続くという事で、訓練生も今日のフライトは諦めて座学に取り組んでいました。

正午の写真です。

強い風が無くなったかと思い空を見ると、雨もすっかりやんで晴れ間まで見え始めました。 周辺の情報を見ると、この空域以外の場所はまだ大雨でした。

さすがは下妻、強いです。

さて、こうなると自社ヘリポートの特権を最大限に活用できます。 すぐに機体を出して全員フライトに出ます。離陸すればそこはもう訓練空域です。

その後も天候は崩れることなく、午後はみっちりと操縦訓練ができました。 訓練生も運航所まで来てずっと部屋の中で座学だけというのは寂しいです。しかし、天候が回復すれば即訓練に出れます。 自社ヘリポートでないとそう簡単にはいきません。

夕方、周辺地域や南関東にも晴れ間が見え始めました。