北九州空港フェリー日記 [Part1] DA42NGで北九州へ!
最新鋭の機体が日本を縦断します!
九州・西日本で記録的な大雨が予想されている中、目的地の北九州空港とエンルートの西側半分が強いレーダーエコーを抜けるのを見計らって、福島空港を12時に出発しました。 ここから最新鋭の航空機、DA42NGが日本をフェリーフライトで縦断します。
ルートはIFRで 新潟、小松、宮津、OLIVE、吉備(岡山空港)、WASYU、本郷(広島空港)、宇部、周防で巡航高度は12000ftです。
[小松VORTAC上空12000ft]
新潟まではずっと雲中飛行です。ときどき雨も強く降っています。計器飛行をしながらじっと我慢します。
新潟をすぎるとしばらくして雲から出てビトゥイーン・クラウドとなりました。
しかしまたしても雨の中の飛行となります。
雲の隙間から時々陸地も見えます。幸いにも気流は安定しています。
中国地方はまだ前線の影響が残っていますが、瀬戸内海を挟んで四国側は晴れてきているのがわかります。
[瀬戸内海の島々が見えます]
岩国飛行場を過ぎたあたりから急速に天気が回復してきました。
山口宇部空港の近くからVOR/DME-A APCHで北九州空港のRWY36に向かいます。
[岩国基地上空]
北九州空港は大きな埋立地の中にありました。ここまでの飛行時間は4時間30分。 今回は北九州で一泊して、翌日航空機を乗り換えて福島に帰ります。
自ら航空機を操り、各地を回っての日本縦断はパイロットにしか味わえない素敵な旅です!
[北九州空港が見えています。長い橋で陸地とつながっています]
続いて北九州から福島へ、DA40NGの旅をお楽しみ下さい。