新入社員の研修を行いました!
今年、回転翼航空機の事業用操縦士(陸上単発タービン機)に合格した生徒さんを採用し研修を開始しました。
本日は朝早くから、「下妻運航所~福島運航所」をロビンソンR44を使用し飛行しました。
往路は雲が低く計器航法による飛行を行いました。
計器航法とは、航空機が雲上飛行や海上飛行を行う際、機体の位置と針路を計器で確認しながら飛行する方法です。
主に雲上飛行や海上飛行をする際にしようされ、実際に雲上飛行をすることによってVMCについて実感と理解を深めました。
現在の雲が積乱雲に発達するかどうかの判断や、万が一雲に入った場合の対処法について教官より機上で説明を受け、今後の飛行に対する知識と対処を勉強しました。
復路は初めてオートパイロット付きのロビンソンR66を使用して飛行しました。オートパイロットはパイロットが手を放してもコンピューターによって姿勢と高度を保持することができ、コレクティブの操作によって速度の調整をおこないます。
「初めての計器航法で飛行や雲の扱いについて実践的な学びが多く、オートパイロットの操作も体験できて貴重な経験になりました。今後の研修に活かしていきたいです。」と振り返ってくれました。
今回のフライトを通じて、新入社員の技術力と安全意識を一層向上させ、引き続き「安全第一」の方針で研修を進めていきます。