宮本教官| アルファーアビエィション

宮本教官

「教官としての信条」
1)「気配り、目配り、思いやり」
操縦士は1人(1機)で飛んでいる訳ではありません。安全かつ円滑に航空機を運航させるためには、操縦士相互、航空機相互の連携と、それを支援している整備士、管制官、運航管理者等多くの人が関わっている事を忘れてはいけません。いつも「気配り、目配り、思いやり」を忘れず、しっかりとコミュニケーションをとることが大切と思います。

2)「明るく、前向きに」
ヘリコプターを操縦することは簡単ではありません。時には危険な場面に遭遇することもあります。しかし、広い空を自由に飛ぶことは、この上なく楽しいものです。上手くいかないこともありますが、いつも「明るく、前向きに」考えて行動する事が大切と思います。

「学生への思い入れ、教官としての喜び」
私自身、訓練生時代は出来の悪い学生でした。物覚えも悪く、中々技量が上達せず苦労の連続でした。そんな私が操縦教官になり、感じた事は、「操縦で苦労した経験がある教官は訓練生の気持ちが解る。」ということです。俺も訓練生の時出来なかったよなあ。と、訓練生の気持ちになって考えると色々な視点から指導することが出来るようになりました。うまく出来なかった科目が指導によって出来るようになる。訓練生にとっては小さな成功が教官にとっては大きな喜びになり、それが教育の原動力となっています。

「アルファーアビエィションで訓練できるメリット」
1)経験豊富な操縦教官が多数在籍
アルファーアビエィションには経験豊富な教官が揃っています。複数の教官から教わることで色々な知識を吸収することができます。また、教育の中で、貴重な体験談を聞くこともあります。この体験談が後々のフライトに活かされていくことは間違いありません。

2)効率的な訓練の実施が可能
当校ホームページにもありますが、下妻ヘリポートでの離着陸訓練や隣接する民間訓練試験空域を使用した訓練など、訓練時間を効率的に使用して訓練を実施する事が可能です。無駄な時間がありません。

「これからヘリコプター免許取得を目指す訓練生へのアドバイス」
1)「考乗心」(向上心)
操縦教育では、試行錯誤することが大切です。「何で出来ないのだろう。次はこうしてみよう。ここをこうしてみよう。」と考えながら乗ることが大切です。常に考乗心(向上心)を持つ。同じ失敗をしないことが技量向上の近道です。失敗は成功の基です。

2)「I can do it」
上手くいかなくて、へこむこともあります。でも、気持ちで負けない。出来ると信じてやり遂げることが大切です。

3)「健康第一」
この先、操縦士を長く続けていくためには健康管理が大切です。健康を害して航空身体検査に合格しないという人も見てきました。操縦士は身体が資本です。

4)「前に進まないと壁には当たらない」
悩んで立ち止まったり、壁に当たったり、訓練していると色々な事があると思います。しかし、それは一生懸命頑張っている証拠です。目標に向けて、一緒に前に進んでいきましょう。

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