9月1日の栃木県総合防災訓練に参加| アルファーアビエィション

9月1日の栃木県総合防災訓練に参加

アルファーアビエィションは9月1日の栃木県総合防災訓練に参加しました。

(1) 震災想定
平成14年9月1日(日)午前9時00分頃、栃木県西部に直下型の地震が発生した。宇都宮地方気象台の発表によると、震源は鹿沼市付近の地下10キロメートルで、マグニチュードは7.5と推定される。この地震により、鹿沼市では震度7を記録したほか、近隣市町村でも震度6強弱を記録するなど、鹿沼市を中心に家屋の倒壊などかなりの被害が発生している。

また、道路、橋梁、通信、電気、ガス及び水道等の公共施設、ライフラインにも甚大な被害が発生している。このような状況から、栃木県と鹿沼市は災害対策本部を設置するとともに、互いに連携を図りながら、各防災関係機関の協力を得て、情報収集、救助、救急救護及び消火等の初動体制や、ライフラインの復旧及び治安の維持などの災害応急対策を実施することとした。

(2) 風水害想定
平成14年8月下旬に発生した台風21号が、8月31日に関東地方をゆっくりした速度で北上し、1日明け方までに栃木県西部を通過。そのため、栃木県西部を中心に総雨量が250mmを超えた。 鹿沼市の黒川の水位が警戒水位を越えたため、警戒に当たっていた消防団を中心として水防活動を実施することとした。 以上の想定でアルファーアビエィションは栃木放送のラジオ生中継をヘリコプターよりおこないました。

これはパニックを防ぐ正確な情報伝達訓練で生放送で訓練の様子を伝達しました。ラジオは阪神大震災の時もそうであったように震災直後に最も頼られるメディアです。地震発生から30分後の9時30分に下妻ヘリポートを離陸し、午前10時から11時まで断続的に中継を鹿沼市「黒川緑地公園」東のエリアからおこないました。 現場では栃木県警のBK117ヘリコプター(アルファー卒業生の岩瀬パイロット搭乗)や栃木県防災ヘリコプター、陸上自衛隊のヘリコプターなど多数の飛行がありました。

防災訓練の模様が動画でご覧頂けます。

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