冬将軍(寒くなりました)| アルファーアビエィション

冬将軍(寒くなりました)

暑かった今年の夏が羨ましくなるように、(株)アルファーアビエィション福島空港運航所でも冬将軍の到来です。

白河、郡山を見渡す、那須連山及び裏磐梯は、すっかり冬景色に変わりました。

これからの時期、西高東低の冬型の気圧配置に覆われ、上空に寒気の移流もあることから、下層で雲が形成されやすくなります。野外飛行を実施する際には、パイロットは飛行高度の選定が必要になります。

DA40には、一般の航空機と同様に、防氷装置としてピトーヒーターが装備されているだけです。運用様式にも規定されるように「着氷気象状態が発生しているか、予想される場所への飛行は禁止されている。」ことから飛行空域の選定が必要となります。ちなみに、翼前縁に1cm程度の着氷があった場合には、揚力は50%減少することになります。

着氷の基礎的条件として、飛行機は雨か雲の水滴の中を飛んでいること。水滴の温度は0℃かそれより低いことです。

一番ひどい着氷は、-10℃~0℃の間で発生し、さらに、寒冷前線及び前線後面の寒気内の雲、冬季日本海側の寒気の雲、冬季の低気圧の中心で発生することになります。なお、一般的なキャブアイスは+10℃でも、湿度の高いときには要注意です。

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