航空留学日記 Nさん、Yさん| アルファーアビエィション

航空留学日記 Nさん、Yさん

オーストラリアの訓練では、いきなり初めてのフライトで酔ってしまい、インカムで必死に気分が悪いと教官に伝えてすぐに降りてきました。いきなりのことでほんとにこの先どうしようかと落ち込みました。なんだかんだでホバーまでたどり着き、予定通り?悪戦苦闘。止まるなんてありえないと思いました。

サーキットでは、なかなか諸元が合わせられず苦労しましたが、無事初ソロも出られてとても感動しました。想像以上にソロは気持ちよく夕日がきれいでした。みんなが出迎えてくれ、クレイジーウォーターをかけられ少し寒かったですが、ほんとにうれしかったです。オージーの学生たちともお祝いBBQしたり、ショットガンでビールを一気飲みしたり、一番大はしゃぎしました。
NAVでは、上空で忙しくてバタバタしました。でも景色は最高で、気持ちいいフライトでした。「街って言っても家が一件だから難しいよ」 などと教官に言われビックリしましたが、案外ソロでおっかなびっくり楽しいフライト経験となりました。
学科も何とか合格し、オーラルもフライトテストも合格できて、今までにない新しい感動がありほんとにいい経験をしました。オーストラリアという初めて行く国で、ヘリコプターパイロットという新しいことへのチャレンジ、そして、お買い物ができるという程度の英語力で、っと言った思い切った私の判断は、大成功だったと思います。そして、豪州での訓練をさせてもらったアルファーアビエィションに感謝しています。
オーストラリアでの生活は、ブクブク太ってしまうほど?心地よく、快適でした。食費は安く、冷凍室に入らないほどの大きな大きなアイスクリームも500円程度!ごはんの変わりに山盛りフライドポテト!ぞうりのような大きなオージービーフ!BBQには欠かせないソーセージ!オージーの学生に教えてもらった、カスタード&ライス!などなど。。。はっきりくっきり見える天の川をRUNWAYに寝転がって見ました。ドライブ中にはたくさんのカンガルー。休みの日は、豪州校の施設でバスケットボール、サッカー、フットボール、キャッチボール、ビリヤード、ラビットハンティング?もしました。楽しくて楽しくて、ストレスゼロの環境にどっぷりと言った具合でした。
訓練や勉強は、何もかも初めてで大変でしたが、素敵な環境の中での生活は最高でした。
今までで、一番大きなチャレンジで、一番楽しい生活でした。ありがとうございました。




自分は約半年前、去年の8月下旬に2週間ほど事前にオーストラリアで短期訓練を受けていたが、今回約3ヶ月間の長い期間異国の生活と訓練が心身共に耐えられるのか心配であった。しかし、現地に着いたらそんなことはどこ吹く風、懐かしさや又来たなと言う気持ちになりがんばれるぞと言う気になった。
早速他の訓練生と顔合わせ。そして教官達とも再会して翌日からの訓練に備えその日はしっかりと体を休めたのである。そして訓練開始。早速ホバーそしてサーキットにと順調に訓練をこなしていった。本当はブランクがあるとなかなか上手く飛べないのだが、それを防ぐために日本でも仕事の合間に訓練をしていたことと、教官達の熱心な教え、またオーストラリアの雄大な空に助けられたのは幸いであった。しかし、一見順調そうに見えた出だしだが、そう甘くはなく第一の関門、ソロフライトになかなかOKが出なかった。2週間が過ぎ、やっとの事で切り抜けソロに出たが、逆にソロ以後は、いったいあの時のスランプは何だったのだろうと自分でも感心するほどフライトは上手くいき、トントン拍子にナビゲーション、そしてソロナビを終了してしまった。だが、しかしというかやっぱりというか、そんなに甘くなく、今度は学科の方でつまづいてしまった。学科試験の準備に時間を費やしてしまい、その間飛行できずに模擬問題の難問に頭を悩ます日々が続いたのである。何とか学科試験は2回目に合格して、久しぶりにフライトが出来たときの喜びはたとえようもなかった。再び訓練に拍車がかかり遅れを取り戻すために、息つく間無くナイトフライトとジェットレンジャーの限定訓練、そして自家用フライトテストになだれ込んだ。合格したときには何だかあっけなく終わったという感じすらした。帰国準備を済ませ、現地教官と訓練生にお別れ会兼終了式をしてもらい、オーストラリアを後にした。
今回回想してみると長いようで短く、辛いときと楽しいとき、絶好調の時やどん底の時が走馬燈のように駆けめぐり、充実した3ヶ月を過ごし多くの大切なことを学んだことは家族、仲間、教官そしてアルファーアビエィションのバックアップによってなされたと改めて感じた次第である。
今後は、オーストラリアの体験を国内訓練に生かしていこうと思う。

飛行クラブでフライトしました!

飛行クラブでフライトしました!

アルファーアビエィション卒業生で飛行クラブ会員のKさんがR44でのフライトを楽しみました。
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