#19 「DA42の特徴」(2009/11/13)| アルファーアビエィション

#19 「DA42の特徴」(2009/11/13)

アルファーアビエィションが今回お届けする、ミニレポートは、「DA42の特徴」です。

「パワーセッティングがしやすい双発機DA42」

双発の飛行機DA42の特徴の一つにパワーセッティングがしやすいということが挙げられます。

通常、双発機のレバーは1つのエンジンに対し、スロットル、プロップ、ミクスチャーの3本のレバーがあるため、2つのエンジンで合計6本のレバーを操作する必要があります。

一方、DA42は、DA40のレバーが2本づつになっただけなので、合計2本です。そのため、二つのエンジンのシンクロがずれるようなこともほとんどありません。

「FADECによるエンジンコントロール」

なぜ、このようなことが可能なのでしょうか。それは、Full Authority Digital Engine Control(全自動デジタルエンジンコントロールの略)と呼ばれるシステムのおかげです。スロットルレバーが燃料制御関連装置と直接機械的に関連付けられるのではなく、コンピューター制御により行われているのです。

コンピュータ制御によって、常にエンジンにとって最適の状況を全自動で維持できるため、レスポンスの向上、高燃費化、メンテナンス性の向上が実現されているのです。

ぜひ、皆さんもDA42の最新技術を体感してみませんか。

(おわり)

本レポートは、作成時点での意見・予測であり、予告なしに変更になることがあります。また、本レポートは、情報提供のみを目的としており、サービス等の販売を目的としたものでは、ありません。

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