夜間飛行の操縦訓練を実施しました| アルファーアビエィション

夜間飛行の操縦訓練を実施しました

帝京大学ヘリコプターパイロットコース生達の夜間飛行訓練をアルファーアビエィション下妻ヘリポート運航所で実施しました。
今日は梅雨の合間の貴重な晴れの日になり、日中の野外飛行訓練に続いて、夜間訓練を行いました。
夜になると見えないのでは、とか、雲があると真っ暗で飛べないのでは、と思ってる方が意外に多いのですが、そんなことはありません。月明かりや街の灯りで十分です。
ヘリコプターには車のようにヘッドライトが無く、着陸時に点灯させる着陸灯があります。
上空飛行中に使っても良いのですが、自分が何かを照らして見ると言うよりは、他の航空機に位置を知らせるために点けてます。
夜間飛行訓練は、事業用操縦士の経歴を満たす上で5時間以上が必要なので、今日だけでなくまだまだ行う予定です。

アルファーアビエィションでは訓練の初期からグラスコクピットに慣れ、アナログ計器との表示の違いについて認識しておけるよう、基本訓練機であるロビンソンR22BetaIIに ASPEN AVIONICS社製のEFD1000H統合ディスプレイを採用し、グラスコクピット化を行っています。
この機体を使用して、計器飛行訓練の一部であるVOR Holding,ILS Approach,VOR Approach を経験することができます。
上部には速度、高度、上昇率、すべり、姿勢も表示されます。非常用のバックアップ・バッテリーが内蔵されている上に、非常用のGPSも内蔵されているので機上電源がフェイルしても、一時間程度使用できます。このように小さいながら、ガーミンG1000とほとんどかわらないほど機能は全て含まれています。
実用機の主力機種でグラスコクピット化が急速に進んでいます。
また基本計器飛行能力も安全運航上、大変重要な要素となっています。
ドクターヘリパイロットにも計器飛行証明が必要となっています。

飛行クラブでフライトしました!

飛行クラブでフライトしました!

アルファーアビエィション卒業生で飛行クラブ会員のKさんがR44でのフライトを楽しみました。
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