航空ライターまさるの訪問日記 福島空港| アルファーアビエィション

航空ライターまさるの訪問日記 福島空港

今日は、福島空港にあるアルファーアビエィションに来ている。

今回、こちらに来たのは、2008年の8月11日から福島空港で始まる、法政大学理工学部機械工学科航空操縦学専修のフレッシュマンズフライトの開講式に参加するためだ。

開講式会場

今回の飛行実習は、アルファーアビエィションが訓練の全面支援を行う。
アルファーアビエィションが提供する訓練の主な特徴は、次の通りだ。

(1) 最新型の飛行機「ダイヤモンド式DA40型」
(2) 訓練環境に適した空港「福島空港」
(3) ベテランの教官陣

最新鋭のグラスコックピットのダイヤモンドDA40

開講式では、法政大学理工学部の学部長、専修長の挨拶に始まり、福島県副知事、須賀川市長、玉川村長、そしてアルファーアビエィションの齋藤静社長が祝辞を述べた。

航空操縦専修の重要性、他校との違いを語る学部長

生徒に今回の訓練で学んで欲しいことを語るアルファーアビエィションの齋藤社長

開講式が終わると、次に行われるデモフライトの準備が進められた。
会場に置かれた機体に興味津津の学生たち。流線形の機体、グラスコックピット等、今回訓練に使用する機体は、若者を惹きつける魅力を兼ね備えていることがわかる。

開講式の後のデモフライトでは、実際の学生2名が機体に乗り、参加者、取材陣を前に離着陸訓練が行われた。
優雅に飛ぶ姿はまさにグライダーだ。そして、驚いたのが騒音の少なさだ。他の小型機の音と比べるとその小ささは一目瞭然だ。

デモフライトを終えた学生は、「立派なパイロットになれるように頑張りたい」と今後の抱負を語った。

取材を終えて

今回の法政大学の試みは、日本で初めてとなる試みだ。日本での訓練、エンジニアリングの知識を持ったパイロットの養成、最新の機体「ダイヤモンド式DA40型」。これらは、他大学の試みとは異なるものだ。今回の事業は、アルファーアビエィション、福島空港、航空局、JALなど多くの機関が協力して、初めて可能になったのであろう。今回のフレッシュマンズフライトを受講した学生が卒業する4年後、6年後が非常に楽しみだ。

飛行クラブでフライトしました!

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アルファーアビエィション卒業生で飛行クラブ会員のKさんがR44でのフライトを楽しみました。
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