ロビンソンR22、R44の型式証明書交付| アルファーアビエィション

ロビンソンR22、R44の型式証明書交付

アルファーアビエィションは、11月15日 ロビンソン社の依頼を受け国土交通省航空局技術部長よりRobinson R22,R44の型式証明書の交付を受けた。

 同社の製造するモデルR22とR44は世界的なベストセラー・ヘリコプターでR22は1979年より3400機製造され、R44は1994年より1300機製造されている。日本には既にR22は223機、R44は72機輸入されているが、これまでは日米の型式証明互認協約により同社の取得している米国連邦航空局(FAA)の型式証明を援用する形で航空局の一機毎の個別検査を合格した上で耐空証明書を取得していた。

 今般、日本の販売代理店及びサービス・センターのアルファーアビエィションの協力を得て、航空局技術部航空機安全課の工場検査などを経て型式証明を取得した事により、同社工場の検査合格書を航空局の窓口に提示し、耐空証明書に交換する事で日本での検査は一切省略される事となった。ボーイング747やエアバス、サーブ等の輸送T類、C類の大型航空機以外では飛行機、ヘリコプターを含めて初めての海外メーカーの型式証明の取得であるが小型航空機は価格に含める輸入コストの割合が大きいため大幅な価格の合理化を見込めることとなる。

  販売代理店のアルファーアビエィションは4年前より今回の型式証明取得を織り込み、以前より2割近く国内販売価格を安く設定し、景気低迷の中でも販売機数を伸ばしている。

   

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