アルファーアビエィションは、１月１７日 ダイヤモンドエアクラフト社の日本での技術代理会社として国土交通大臣よりDiamond DA40の型式証明書の交付を受けました。

同社の製造するモデルD-JET、DA42 Twin Star、DA40 Diamond Star、DA20-C1、HK36 Super Dimonaは次世代の航空機と称され、空気抵抗の少ない美しいフォルム、グラスコクピットの採用、ディーゼルエンジンの設定による高い経済性、ＦＲＰ素材の優れた衝撃吸収性（クラッシュワージネス）等、従前の航空機にはない数多くの特徴が高い評価を得ています。

これまでの輸入航空機は航空局の一機毎の個別検査に合格した上で耐空証明書を取得していましたが、日本の販売総代理店であるアルファーアビエィションの協力を得て、航空局技術部航空機安全課の工場検査などを経て型式証明を取得したことにより、同社工場の検査合格書を航空局の窓口に提示し、耐空証明書に交換することで日本での実機検査は一切省略されることとなりました。

ボーイング747やエアバス、サーブ等の輸送Ｔ類、Ｃ類の大型航空機以外では、飛行機、ヘリコプターを含めて、海外メーカーの型式証明の取得はRobinson R22・R44（当社が取得）が初めてしたが、今回のDiamond DA40での取得は複合材の小型機での最初の型式証明の取得となり、世界最先端の技術を国内に導入するという大きな意義があるものです。