海上自衛隊 国際観艦式2002
めったに見ることができない国際観艦式に10月12日に行ってきました。
今年は海上自衛隊の50周年にあたるので世界中から40隻以上の艦船が集まり国際観艦式を盛り上げました。他国も参加しての国際観艦式は日本では初めてのことです。 この式典を民間人が見るのはとても難しく、申し込みをして抽選によりチケットを手にしますが希望者がとても多く非常に倍率が高いのでなかなか見ることができません。
当日は10:30に護衛艦「はるゆき」で木更津港を出港して羽田空港沖に向かいました。「はるゆき」は日本の護衛艦隊の中心的役割を担う艦船で長さは130m。45,000PSのパワーを誇り30ノットで航行できます。哨戒ヘリコプターを搭載し、76ミリ速射砲、アスロック、魚雷発射管、20ミリ機関砲その他超高性能の武器を多数搭載しており、ソナーやレーダーも最新型を採用しています。 「はるゆき」は停泊している各国の艦船の間を縫うように航行して17:00に木更津港に戻りました。他にも横浜港や横須賀港からも式典を見るための護衛艦が来ていました。
風は少しあったものの晴れてポカポカと暖かく東京湾のクルーズを楽しむには絶好の日和でした。めったに見れない軍艦に乗れる上に、艦内も見れて、艦橋の中にまで入ることができ舵を操る様子も目の前で見れました。もちろん艦長の指示や号令もすぐそばで聞けるし、機関砲やミサイルの発射台の操作も間近で見れるのでこの式典の人気が高いのがよく分かりました。
船員の方も皆さん優しくとても親近感がありました。