自衛隊記念日 航空観閲式2002総合予行| アルファーアビエィション

自衛隊記念日 航空観閲式2002総合予行

10月13日、茨城県東茨城郡にある航空自衛隊百里基地に、航空観閲式総合予行を見に行ってきました。

10月20日に防衛庁の行事として小泉内閣総理大臣を迎えて行われる観閲式の予行で、当日と全く同じように式典を行うものです。観覧者は自衛隊OBほか一部の関係者のみで、一般公開はしていないぶん価値のあるものです。天気にも非常に恵まれ、1日がとても楽しみです。

まず、会場に入る前に入念なセキュリティーチェックがありました。そのあと送迎バスに乗って会場へ到着。午前中は観閲部隊の航空機などが公開展示されていたので、それを見学しました。観閲式が防衛庁主催で陸・海・空合同によるものなので、地上展示機も多種多様です。午後は音楽隊演奏に続いて、14時20分から観閲式が始まりました。

観閲式は各隊員の入場から始まり、一糸乱れぬ行進、整列を見ているとこちらまで気の引き締まる思いです。観閲官である小泉首相(今日は予行なので代理)の入場も本番同様に行われ、緊張が伝わってきます。栄誉礼、国旗掲揚のあと観閲飛行が始まりました。各隊の保有する主要航空機が編隊飛行で、向かって右手から左手へ目の前を轟音とともに次々通過していきます。やっぱりかっこいいですね。

観閲飛行のあとに引き続いて、F-15の緊急発進、対地攻撃射撃、捜索救助の飛行展示模擬が行われました。 そして飛行展示の最後を飾ったのはやはりブルーインパルスの飛行です。来場者も実はこれが目当てと言った感じで展示が始まる前にカメラ、ビデオのチェックに余念がありません。 ブルーインパルス(今日は3機、本当は4機だったようです)の高度な飛行技術はもちろんですが、澄んだ青空をキャンパスにスモークで描く軌跡はとても芸術的で感動しました。

とにかく天気も良く、また、今年は百里基地が基地祭を行わないとのことで、一般入場できない観閲式を見ることが出来た私たちは本当に得した気分になりました。



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