航空留学日記 Iさん
私は、今年8月の夏休みに日程を合わせていただいて、アルファーアビエィションオーストラリア校にてR22とジェットレンジャーの訓練を受けてきました。
タービン機訓練に対する楽しみがある中、英会話の不安を抱えながら到着した異国の地でしたが、ここでの体験は私にとって大変有意義なものとなりました。
現地は冬の季節と聞いていましたが、朝晩を除けばシャツ1枚でもいられるくらいの陽気でした。着いた日はゆっくりでき、他の生徒さんに町まで案内してもらい買出しをして、明日からの訓練に備えました。
訓練初日は座学で一緒に来た生徒さんがいたことと、日本で受けた教官からの指導のおかげでだいたい理解できました。
2日目から飛行訓練開始。取れた夏休みが短かったので、可能ならば2週間で訓練終了したい旨を希望したところ、現地スタッフがスケジュールを調整してくださり、1日3-5時間飛行させていただきました。5時間飛ぶと、さすがに夜寝る時にも頭が揺れている気がしました。
訓練では、日本で学んできたことが活かされ、教官が言わんとする話の意味も勘で理解することができ、問題はありませんでした。またコンパスを重視するので、DGばかり見てしまう自分には飛行姿勢を意識する良い機会になりました。
ジェットレンジャーはハイドロをOFFで飛行するサイクリックの重さに苦労しました。しかし、この機体を自分が操作してると思うと感動し、さらに乗りこなしたいという意欲が湧きました。
週末はメルボルンで観光したり、他国の学生さんとバレーやビリヤードをして楽しんだりと、あっという問に2週間が過ぎ、帰国したくない気持ちになるくらい充実した良い体験でした。
この貴重な体験を通して、自分がワンステップ成長できたと信じ、今後の国内訓練に生かしていこうと思います。
最後に、夏休みに日程を調整してくださったアルファーアビエィションの皆様方、並びに飛行時間を調整してくださった現地スタッフの方々に改めて心より感謝したいと思います。