飛行機訓練生が長距離航法を実施しました
福島空港で飛行機訓練を行っている加藤さんがロングナビを実施しました。
加藤さんは現在、単発の固定翼飛行機のダイヤモンドエアクラフト式DA40型機で計器飛行証明の取得訓練中で、最終目標として事業用操縦士の資格も取得する予定ですが、その前の資格取得として計器飛行証明の取得に挑戦中です。
計器飛行証明の受験には、50時間以上の機長の野外飛行が経歴として必要なため、その経歴を満足するよう計画して、同時に事業用操縦士の受験資格に必要な経歴としての機長としての540km 航法もこの飛行により充足しました。
本日の飛行経路は、福島空港を出発後、白河、鹿沼、横浜、城ヶ島を経由して最初の着陸地の大島空港に向かいました。
大島空港は風も弱く、元町を右手に見ながら、滑走路03に着陸しました。
大島空港で昼食と休憩を取って、第2の目的地龍ケ崎飛行場までは、館山、木更津、千葉市上空を経由して飛行しましたが、天気が良かったために、千葉市上空では羽田空港に着陸する飛行機、印旛沼上空からは成田空港に着陸する飛行機が良く見えていました。
龍ケ崎飛行場での短い休憩の後、最終目的地の福島空港に向け離陸しました。
通過する経路は土浦、笠間、大子でした。
本日は絶好の飛行日和で、加藤さんは快適なフライトを楽しんでいました。
龍ケ崎飛行場の駐機場での写真では、後方に消防ヘリのレスキュー訓練の様子も写っています。
今後も福島空港での飛行機訓練で、ベテラン教官陣の指導の下、確実に技術を身につけていくでしょう。
*文中の氏名は仮名です。