台風一過(本日の福島空港)| アルファーアビエィション

台風一過(本日の福島空港)

赤道北側で発生した台風は発生後、偏東風に乗り西に進みますが、その後太平洋高気圧の縁を回り北上します。
日本に近接すると、今度は西から偏西風(ジェット気流)に乗るため、針路を北西に変えて進みます。
今回の台風18号も上空10000mでは100Kt以上の風が吹いていたため、速度を速めて日本列島を北東に通過しました。

台風が通り抜けると日本列島全体が快晴になることがあります。
これは、大陸から温度の低く、乾いた空気を伴った高気圧が列島全体を覆うため、「台風一過」と言われています。

今回、福島空港でも定期便の運休そして訓練飛行も実施は不可能でした。
写真は台風通過時の平均30Kt GUST40Ktの吹き流しの状況です。

台風一過後の写真では、低い雲がありますが天候が急速に回復しています。
一般に「台風一過」としては、転じて騒ぎが収まり、一気に静けさを取り戻すことを表現する際にも使われています。

14時の写真 16時の写真

関連記事