下妻市の防災訓練でR22で支援飛行を行いました
今年最大級の台風18号が九州に接近している10月5日、下妻市の防災訓練にアルファーアビエィションは参加しました。
台風の影響による雨が降りしきる中、消防隊及び地域住民が一体となった訓練が行われました。
アルファーアビエィションは、下妻市と大規模災害時の応急対策活動の協定を結んでおり、災害発生時にヘリコプターを活用して被害状況の航空偵察、物資輸送などの支援を行います。
本日の訓練は、午前8時半に茨城県南西部を震源とするマグニチュード9の直下型地震が発生、下妻市の震度は7を観測との想定で防災訓練が開始されました。
地震発生後、直ちに下妻ヘリポートからロビンソンR22で離陸し、下妻市内の被害状況をヘリから偵察、当社の地上連絡員に無線で速やかに連絡し、災害対策本部長(下妻市長)に報告しました。
その報告をもとに、事後の地上の救助活動が開始されていきました。
雨がだんだん強くなる中、消火器による消火訓練、バケツリレー、倒壊建物からの人員の救出、防災ヘリによる被災住民の救助、救急救命訓練等、一連の状況の流れで中で予想される事態に対処しながら訓練が進められました。
大きな声を出して、てきぱきと動く消防隊員を見てとても頼もしく感じました。
アルファーアビエィションはこれまでに数多くのパイロットを誕生させ、消防航空隊に就職して現在も活躍している卒業生も多数います。
ほかにも、警察航空隊、ドクターヘリ、海上保安庁、航空事業会社等、多くの卒業生がパイロットとして救難、救助活動等で活躍しています。
我々は今後も引き続き多くのパイロットを育てて、日本の航空界を引っ張っていきます。
昨年の防災訓練の様子