世界ヘリコプター選手権 ２０００年ドイツ大会
大接戦の中、日本チーム
銅メダル ２個獲得
総合４位入賞
◆ 動画が見れます。
１ 「下見、偵察編」
２ 「ブリーフィング、Ｅｖｅｎｔ１ 編」
３ 「観光 編」
４ 「Ｅｖｅｎｔ３ 編」
５ 「Ｅｖｅｎｔ４ 編」
６ 「表彰式 編」
競技前の緊張。秒針と心臓の鼓動が微妙な協奏曲をかなでる。
２０００年世界ヘリコプター選手権ドイツ大会が８月２５日から２７日（現地時間）までの３日間、旧東ドイツのバッハ生誕の地で有名なアイゼンナッハ市の旧東独駐留ソ連ミグ戦闘機基地であったアイゼンナッハ 飛行場で、日本、オーストリア、イラン、ドイツの４ヶ国２０クル一の参加によって開催されました。
１１５０年に建てられたWartburg城 アイゼンナッハ飛行場
飛行コースの検討。 空港施設をチェック
さすがドイツ。この模型はイメージ
トレーニングに役立った。
借用機材も入念にチェック
競技種目は２５日に到着時間制限、２６日に航法、２７日に精密ホバリングとスラロームの順で催されクルー別で各種目と総合得点で競われました。
今回は地元ドイツチームはアイゼンナッハ飛行場で事前に十分な訓練をおこなっており、一部のルールも変更し、圧倒的にドイツチームは有利な状況でした。
また今回より試行的にルールが変更になり思わぬ落とし穴があり苦労しました。
東洋の女性ヘリコプター達人に取材集中。
出発前なのにインタビューを受ける。
英語となれないドイツ語で、日本をアピール。
ルールを変えるのは参加者への挑発？ そろそろ私の出発時刻が近づいてくる。
出発前の準備も忙しい。
今回の日本チームはたった三人だけの最小チームで機材もドイツでの調達でしたが、東洋のヘリコプターの達人来ると地元の新聞に書かれ熱烈な歓迎をうけました。
８月なのに標高３５０メートルのアイゼンナッハは気温摂氏１３度程で日本との差２０度は寒くてしかたなく感じました。
大会最終日のスラローム その中で日本チームは銅メダル２個 を獲得。
総合成績でも４位を獲得し、２０００年のスペイン
世界選手権での日本チームの金メダルの
複数獲得続き、ヨーロッパの強豪を驚かせました。
今回の選手権は上位６チームの点数差が各１０点余りしか無く, 日々の結果により６位までが目まぐるしく入れ替わる という熱い戦いとなりました。
１位を二つ、２位を一つ取った優勝本命のオーストリアチームが大転落で結果は総合５位になるなど、少しの間違いが順位を大幅に変える上位大接戦の大会でありました。
我々日本チームも満点に近いスコアーを続けていっていましたが小さなミスを二つやらなければ総合優勝も狙えました。
来年２００１年の世界航空オリンピックでは日本チームに総合優勝を期待したいものです。
アイゼンナッハ市長よりトロフィーを受ける。
大会主催者からの依頼で着物で出席した。
