#5 「ダイヤモンド・エアクラフト社の飛行機」(2009/03/02)| アルファーアビエィション

#5 「ダイヤモンド・エアクラフト社の飛行機」(2009/03/02)

アルファーアビエィションが今回お届けする、ミニレポートは、「ダイヤモンド・エアクラフト社の飛行機」です。

「オーストリアの航空機製造メーカー:ダイヤモンド社」

弊社で扱っている飛行機に、ダイヤモンド・エアクラフト社の飛行機があります。

ダイヤモンド・エアクラフト社は、オーストリアの航空機製造メーカーで、ウィーンからおよそ1時間程度の距離にあるウィナーノイシュタット(Wiener Neustadt)(日本でいうところの新東京=NeustadtはNew、Wienerはウィーン)に本社をおく会社です。

ダイヤモンド社は、モーターグライダーからジェット機まで製造しており、ディーゼル・エンジンの採用や、グラスコックピットの採用など、最先端の技術を駆使していること、また、流線型のフォルムが美しい機体としても有名です。まさに、次世代の航空機といえる機体をつくっているメーカーです。

また、世界でも有数の航空大学であるエンブリリドル航空大学など、多くの大学、国に、訓練機として採用されるなど、その実力は多くの機関で評価されています。

「ダイヤモンド・エアクラフト社の飛行機の安全性」

米国のNational Transportation Safety Board (NTSB) のデータによると 2007年のジェネラル・アビエーションの10万時間あたりのアクシデントの数は、6.84件です。

これに対し、ダイヤモンド社の飛行機の場合は、1.3件となっており、およそ5分の1となっています。

また、事故の内容を比べた場合も、米国の平均が、致命的(19%)、重症(11%)、軽症(17%)であるのに対し、ダイヤモンドの場合は、致命的(6%)、重症(5%)、軽症(4%)となっています。

つまり、ダイヤモンド社の飛行機は、事故が起きにくく、たとえ起きてしまったとしても、重大な事故になる確率が低いということが言えるのです。

これも、ダイヤモンド社が安全性を大切にしている会社だからなのです。

(おわり)

本レポートは、作成時点での意見・予測であり、予告なしに変更になることがあります。また、本レポートは、情報提供のみを目的としており、サービス等の販売を目的としたものでは、ありません。

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