飛行機の訓練生が初めてのIFR航法を実施しました
自家用の飛行機操縦士免許を福島運航所で取得した杉山さんは、現在さらに上級の資格への挑戦として、計器飛行証明取得の訓練を継続中です。
計器飛行証明の実地試験を受験するには、航空経歴として50時間以上の機長としての野外飛行と40時間以上の計器飛行等の練習した時間が必要となります。
杉山さんは、自家用操縦士の免許取得後、これらの経歴を充足するための訓練として、機長としての他の空港への航法訓練や、福島空港での計器進入訓練などを実施してきましたが、本日は初めての計器飛行方式(IFR)による航法訓練として、福島空港から仙台空港まで往復の飛行を実施しました。
・訓練機ダイヤモンドDA40(仙台空港の駐機場にて)
初めてということもあって、少し緊張して飛行に臨みましたが、天候にも恵まれ、地上での準備が十分にできていたため、ミスすることなく安定した飛行ができました。
本日の飛行訓練に使用したダイヤモンドエアクラフト式DA40型は、巡航速度が約130ノット(時速約240km) なので、福島空港から仙台空港、新潟空港、山形空港などは1時間以内で到着でき、効率の良い訓練ができています。