飛行機のロングナビゲーション訓練を実施
飛行機の自家用操縦士ライセンス取得を目指して訓練を行っている田中さんは、頑張って短期間の操縦訓練で自家用免許を見事取得しました。
現在は飛行機の機長として訓練を継続し、飛行を楽しんでいます。
その田中さんが当校の訓練機である単発の飛行機、ダイヤモンドエアクラフト式DA40型機でロングナビを計画し飛行を実施しました。
今回の飛行計画は、福島空港を出発後、宇都宮、新宿、横浜、鎌倉を経由して最初の着陸地として大島空港に向かいました。
天気も良く、新宿の高層ビル群や横浜ベイブリッジもはっきりと見ることができ、鎌倉からは大島も確認することができました。
大島空港は風も弱く、ランウェイ21に直線進入でスムースに着陸しました。
短い休憩の後、第2の着陸地、龍ケ崎飛行場を目指して大島空港を離陸、房総半島の館山から千葉を経由しましたが、千葉上空では羽田空港に進入する大型機の真下を飛行し、かなりの迫力でした。訓練中でも様々な感動があります。
その後、印旛沼上空で大利根飛行場と龍ケ崎飛行場からトラフィック情報を貰い、龍ケ崎飛行場に着陸しました。
龍ケ崎飛行場でも短い休憩を取り、最終目的地の福島空港に向け離陸しました。通過する経路は石岡、笠間、大子です。
この飛行により事業用操縦士の受験資格に必要な経歴である、機長としての540kmの航法を実施することができました。
天気に恵まれた絶好の飛行日和で、田中さんは快適なフライトを存分に楽しみながら訓練を行いました。
写真は大島空港に着陸後、NR.2エプロンに駐機しているダイヤモンドエアクラフト式DA40型機です。後ろには大島空港のターミナルビルが見えています。 ※文中の氏名は仮名です。