パイロットは様々な気象条件に対応します
ヘリコプター免許取得を目指し訓練生が日々頑張っている下妻運航所ですが、昨日、今日と青空から突然雲が出てきて、雨が降り出し天気が豹変しました。
これは上空に寒気が入り、大気が不安定な状況のためです。山の方では雪が舞っていました。
地上の気温が13℃以上あるのに、3000ftぐらいでは0℃前後でした。
標準大気での気温の減り方は、1000ft上昇すると2℃下がりますが、これと比較するとかなりの気温低下です。
このような状況は、事業用操縦士の免許を取得するための訓練にはもってこいで、飛行中の最新の気象情報の入手や、経路変更や高度変更等、パイロットは様々な判断をしながら飛行しなければいけません。
これらの経験の積み重ねにより日々技量を向上させていくと、実地試験合格への道が近づきます。
がんばれ訓練生!