訓練生を初ソロフライトに送り出す操縦教官の気持ち
アルファーアビエィション下妻ヘリポートでは、訓練生を初ソロ(単独飛行)に送り出す前には、担当教官と他に2名の教官チェックを実施しています。
つまり3人の教官がOKと認めた状態で単独飛行に出るので、訓練生も自分の技量に自信を持って飛行できるし、教官サイドも安心してソロに出すことができます。
とは言っても、その日の訓練生の精神的なコンディションや天候、特に風などの状況もあるので、教官陣は気を抜くことはできません。
単独予定の当日も、最初に単独飛行に出す前のチェック事項があるので、それを確認してOKなことと、同乗飛行で様子を見て最終的に安全と判断してから単独を行っています。
本日が単独予定日だからと言って無理に出すことは決してしません。そこは安全第一です。
ひとたび一人で飛び立ってからは見守るしかありませんが、地上で教官陣がサポートしているときには、良いぞ!とか、もっと右とか、もうちょっと下げてとか、機内で教えている時を思いだして声援を送っています。
こうして一生の記念に残る初単独飛行が無事終わると、教官もとにかくほっとして、訓練生と一緒に喜びを分かち合うのです。