台風の名前
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内 容
1 日本国内向け台風階級表現の変更
2 ミレニアム台風は0001号 名前は「象」
1 日本国内向け台風階級表現の変更
気象庁は平成12年6月1日から台風及び熱帯低気圧に関する表現方法を変更する。
(1) 防災上の観点から台風に関する「小さい」「弱い」等の階級表現を削除する。
(2) 従来「弱い熱帯低気圧」と呼称していたものについても単に「熱帯低気圧」と呼称する。
結果
台風の強さについては、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風の4階級、台風の大きさについては、台風、大型の台風、超大型の台風の3階級となる。
これらから、組み合わせによって、「大型で強い台風」等と表現される。
検討の端緒
平成11年、「弱い熱帯低気圧」による大雨などがあり、「弱い」等の表現が、あなどりに通じ、災害対策上表現することが、適当でないため。
2 2000年以降の台風の名前はアジア名称
日本では台風(北西太平洋領域に発生する熱帯低気圧のうち基準をこえたもの)を番号で呼びます。たとえば、平成*年台風第*号、国際的には西暦下2桁と各年内の発生順序2桁、計4桁識別します。
ですから、西暦2000年の第1号台風は0001という栄えある番号になります。 また外国では台風(ハリケーン)に名前もつけています。名前は、各海域ごとにあらかじめ決められています。
2000年からこの名前が全面改定になります。今までは、欧米系の名前がつけられていましたが、これからはアジア系の名前になります。これからは国連の下にある台風委員会(*)がつけます。以下は、2000年以降使われる名前の一覧です。
5つの群にわけてあるが、改訂があるまでこの表を使う。各群は縦に使っていく。1群が終われば2群へいく、5群を使い果たして、表が改訂されていない場合は1群の頭に戻ってつかう。 ちなみに今年最初の台風は、Damrey(象)である。
*台風委員会:事務局はフィリピンにある。
加盟国=中国、韓国、日本、香港、フィリピン、北朝鮮、ベトナム、マカオ、タイ、ラオス、 カンボジア、マレーシア、アメリカ