オーストリアから日本まで飛行機DA42の国際フェリーフライトを成功させました| アルファーアビエィション

オーストリアから日本まで飛行機DA42の国際フェリーフライトを成功させました

ダイアモンドエアクラフトDA42をオーストリアから日本までフェリーしたアルファーアビエィションの青山運航部長にフライトについてインタビューしました。
なかなか聞けない貴重な体験と感想をどうぞご覧ください。

Q1.オーストリアから出発しましたが出発前の準備はどんな感じでしたか?

「機体を受領するためのチェックをおこないました。その後、実際に飛行して飛行についてもチェックしました。
特に問題無く中古機とは思えない程、良い感じで仕上がっていました。」

Q2.オーストリアからDA42をフェリーしていただきましたが手続きは、どんな手続きがありましたか?

「各空港の手続きは、特に問題なくスムーズに手続きが進みました。フェリーフライトということもあり、トラジションでの入国でパスポートを見せるだけで良い国がありました。
ヨルダンは、税関が厳しくて時間がかかり大変でした。
インドはビザが必要で事前にビザを取って行きましたのでスムーズでした。」

Q3.オーストリア、ギリシャ、ヨルダン、バーレーン、UAE、パキスタン、インド、バングラデッシュ、タイ、ベトナム、マカオと飛行しましたが、それぞれの国の飛行について教えてください。

「当初1月の24日に出発する予定でしたが、天候が悪かったため、1日早めて出発しました。オーストリアからギリシャは15時頃出発したのですが、すぐに夜になり、6時間のナイトフライトになりました。
 ギリシャからヨルダンは、翼に氷が付き着氷したので防氷液を使用し、高度を下げようとリクエストしましたが、高度を低くすると、攻撃される危険性があり、遠回りになりますが、カイロ(エジプト)経由で行くように言われました。そのルートは、燃料が足りなくなるため、なんとか着氷を防ぎながら飛行してようやくヨルダンに到着しました。
 ヨルダンからバーレーンは17,000ft(5,600m)を飛行しましたが地上は大砂漠地帯でここで不時着したら大変と思いながら飛行しました。途中酸素が無くなってきて大変でしたがなんとかもちました。
 UAEでは、戦闘機に遭遇しました。レーダーから気をつけるように指示がありましたが特に問題ありませんでした。
 その後、パキスタンインドバングラデッシュタイベトナムマカオ石垣と飛行しましたが、一番良かったことは、好天に恵まれたことです。アルファーアビエィション福島運航所に到着した次の日が大雪だったので、本当に良いタイミングで着くことができました。」

Q4.大変だったことは何ですか?

「無線の設備がどこの国も悪く、高度が低く遠いこともあり、なかなか届かなかったのですが、エアラインが無線の中継をしてくれて何とかコミュニケーションがとれました。こんな経験はありませんでしたが、この辺の地域では、当たり前のようでした。
 パキスタンは、デモが有り、武装した警官がたくさんいて物々しい雰囲気で怖かったです。
 マカオは、旧正月にぶつかってしまったということもありますが、ホテル代など通常の3倍もしてとても高かったです。」

Q5.楽しかったこと、おもしろかったことは何ですか?

「ギリシャで神殿などの遺跡を見て観光できたのが良かったです。
 バーレーンでは、王様のジャンボジェット機やビジネスジェット機が置いてあり、すごかったです。
 各国で燃料給油をしたのですが、さすがオイルの原産国だけにタンクローリーがでかく、日本の2倍、3倍あるものが給油に来ました。」

Q6.今回の飛行を通してDA42のメリットはどうですか?

「DA42は燃費が良く、ディーゼルエンジンなため、ジェット燃料で飛行できるのでどこの国の空港でも給油ができることです。
このような世界中を長期間フライトできるのはDA42だけです。」

Q7.今回のフェリーフライトを通してみなさんへ一言お願いします。

「世界中どこでも小型機からビジネスジェットまでフェリーフライトは、アルファーアビエィションにお任せください。」

何カ国にも跨る長距離飛行を無事に実施した青山パイロット、本当にお疲れさまでした。
貴重な感想をいただきありがとうございました。

関連記事